松本にて10月12日から15日まで4日間開催された
平成29年「第41回信州盆栽名品展」では、
おかげ様で期間中のご来場者数800人近くと、多くの方にご覧いただきました。
足をお運びくださいましたお客様には、
厚く御礼申し上げます。
今回の名品展ではこれまでと少し趣向を変えて、
従来からの盆栽愛好家様の出品に加え
長野県盆栽商組合の各加盟業者によるコーナーを設けさせて頂き、
組合員の紹介および
すべてに価格表示した業者盆栽の展示即売、
そして300点以上の盆栽用具や手入れ道具、
特注オーダー可能なアルミサッシ盆栽棚の販売なども行いました。
また、会期中の講演会では
2年連続で「盆栽の過去と未来」というテーマを掲げ、
今期は上田市立美術館館長の滝澤氏をお招きして講演して頂きました。
これまでと違う新しい試みではありましたが、
品数が増えてお客様の御目に留まる場面も見受けられ
例年以上に名品展を長く楽しまれる方が増えたこと、
そして会場により一層の賑わいがございました。
盆栽が世界に広がりつつある今、
その源流日本に住む私たちは
盆栽文化を見つめ直し、
発展・継承させていかなければと感じております。
長野県盆栽商組合では、
長年ご愛顧いただいている愛好家の方々はもちろん
盆栽にご興味がお有りながら初めてのお客様にもより身近なものとなり、
組合共々この業界が活性化されるようこれからも精進して参ります。
長野県盆栽商組合
組合長 山本千城子